音威子府村で、内陸を通って稚内へ向かう
「国道40号線」と、オホーツク海沿い通って稚内へ向かう
「国道275号線」に分岐する。今回は、海岸線を楽しみながら国道275号線を通って北上することにした。風景が変わり始め、次第に山岳地帯へと入っていく。そして、中頓別(なかとんべつ)町
「道の駅ピンネシリ」でひと休みする。
「道の駅ピンネシリ」は、廃線になったJR天北線(てんぽくせん)の敏音知(ぴんねしり)駅の跡地に設置された道の駅。ちなみに
「ピンネシリ」とは、アイヌ語で
「山の男」という意味らしい。

木造のロッジ風の建物で、外観、店内共にとても趣がある造り。自然と調和した空間は旅の疲れを優しく癒し、のんびりとしたひとときを過ごすのにぴったりだ。
「道の駅ピンネシリ」の限定スイーツ
「黄金のケーキ」と
「黄金のフィナンシェ」。その名前からして豪華な雰囲気が漂い、どんな味がするのか気になるのだ。
「砂金ラーメン」?なんだなんだ?

奥の方にまったりとした飲食スペースがある。ぜひ休憩したい。
「中頓別牛乳のソフトクリーム」と、
「黄金のケーキ」「黄金のフィナンシェ」を買って奥の飲食スペースで頂く。

真っ白の牛乳ソフト。見るからにおいしそう。

なるほど、なるほど。ミルクの良い香りがする。この
「真っ白な牛乳ソフト」は、甘く濃厚なミルク味なのだ。

この地域は、明治時代に
「砂金」が採れたことで、まさに
「ゴールドラッシュ」の熱気に包まれ、多くの人々が一攫千金を夢見て集まった場所らしい。
「ゴールデンカムイの話」ともつながって、何となく興味深い。
「砂金」にちなんで、このご当地のスイーツには、
「黄金のケーキ」「黄金のフィナンシェ」という名前が付けられているようだ。甘さ控えめで、牛乳、チーズ、卵をベースに高級感が漂うケーキに仕上がっている。
「道の駅ピンネシリ」の自然と調和した雰囲気がすっかり気に入ってしまった。
「中頓別町のビデオ」を見てから出発するのだ。

■施設の情報
道の駅ピンネシリ
住所:枝幸郡中頓別町字敏音知72-7
開館時間:9:00~17:30
休館日:年末年始(12/30~1/3)