今日は、北13条通りを進んで国道274号線を越え、札幌市白石区北郷にある
「三代目月見軒」にやって来た。
「月見軒」は1958年(昭和33年)に、札幌すすきので創業した老舗のラーメン店。現在、札幌市内に3店舗あるが、ここ北郷本店は、全国各地の物産展にも出店している店舗なのだ。
「月見軒」のラーメンには、真ん中に半分に切られた
「ゆで卵」がトッピングされており、それがまるで
「お月さま」のように見えるのが特徴に違いない。

さっそくメニューを見る。
「味噌」「塩」「醤油」「辛味噌」と、王道のラーメンが並び、そこに
「餃子」と
「チャーハン」がラインナップ。まさに
「ラーメン専門」の名にふさわしいシンプルで、こだわり抜いたメニューなのだ。

そして、それらを一緒に頂ける、セットメニューもあるようだ。

たあ坊君とたあ吉君は
「味噌ラーメン」と
「半チャーハン」のセットを注文。

ラーメンには
「メンマ」「チャーシュー」「長ネギ」、そして、お約束の
「ゆで卵」がのっている。このビジュアルだけで食欲がそそられるのだ。

麺はコシのある黄色い中太縮れ麺。スープは、札幌ラーメンの定番である白味噌のように甘すぎず、ラードも控えめで、赤味噌と白味噌を合わせた奥深い味わいが特徴。
麺とスープのバランスが良く、洗練されて落ち着いた風味が感じられ、一口ごとにおいしさがじんわり広がるのだ。
「チャーハン」は、しっかりと出汁が効いていて、パラパラした食感。これぞラーメン屋さんのチャーハンといった感じだ。

飼い主のどもたんは
「醤油ラーメン」と
「餃子」のセットにした。

見た目は味噌ラーメンとそっくりで、スープの色合いや具材の配置もよく似ているが、醤油の香ばしい香りがふわっと漂ってくる。

少しよばれるのだ。醤油スープは魚醤の風味が効いた奥深い味わい。コシの強い麺にしっかりと絡み、お口の中で魚醤の風味がじんわりと広がるのだ。

ラーメンとセットの餃子は4個。もちもちの皮で、肉汁たっぷりのジューシーな餃子。あっさりとした味わいでラーメンとの相性も抜群な一品に仕上がっている。

■店舗の情報
三代目月見軒 北郷本店
住所:札幌市白石区北郷3条12丁目7-34
営業時間:11:30~21:00
定休日:火曜日