夕張市を出発して車で30分くらい、安平町
「道の駅あびらD51ステーション」に到着。ちょっと休憩するのだ。

昔、北海道で炭鉱が盛んだった頃、このあたりには石炭を運ぶための鉄道が通っていて、追分(おいわけ)町には蒸気機関車の機関庫
「追分機関庫」があったのだ。

追分町は、まさに
「鉄道の街」。岩見沢から苫小牧へ向かう室蘭本線と、札幌から釧路を結ぶ石勝線、さらにかつての夕張線が交わる場所で複数の路線が乗り入れし、まさに鉄道の交差点みたいな存在だったのだ。現在、追分町はお隣の早来町と合併して
「安平町」になっている。

そしてここ、
「道の駅あびらD51ステーション」には、かつて実際に走っていた本物の蒸気機関車、
「D51(デゴイチ)」が展示されているのだ!

しかもこのデゴイチ、しっかり手入れされていて、ボディは黒くピカピカに光ってる。保存状態がよく、日本遺産にも認定されている。

運転席もしっかり保存されている。車両番号は
「D51ー320号」。D51型の320台目ということだ。歴史を感じさせる、貴重な一両。

後ろの方には赤い車体の
「協三工業製10トンディーゼル動車」が付いている。これは、蒸気機関車を移動させるための補助車両、マニア向けなのだ。

さて、道の駅には
「D51カフェ」がある。もちろん、お邪魔する。

そして
「D51もくもくソフト」と、
「D51肉コロッケ」を注文。
「D51もくもくソフト」は、蒸気機関車の煙みたいな灰色のソフトクリーム。見た目はどっしり渋いけど、食べてみるとゴマの風味がふんわり香る。
「D51肉コロッケ」は、カラっと揚がっていて、中はホクホク。牛肉とジャガイモのバランスもいい。

帰りに地元の農家さんが直売しているお野菜を買って帰る。安くて新鮮。ついついたくさん買ってしまうのだ。
「ほうれん草」「ニラ」と
「レタス」、とってもおいしそうなのだ。

■施設の情報
道の駅あびら D51ステーション
住所:勇払郡安平町追分柏が丘49-1
営業時間:
4月〜10月:9:00 〜 18:00
11月〜3月:9:00 〜 17:00