「ひがし茶屋街」をあとにして、再び金沢周遊バスに乗車。次に向かったのは
「金沢駅」。駅の東口で出迎えてくれるのは、インパクト抜群の
「鼓門(つづみもん)」なのだ。

大きな木造の門は、能楽で使われる
「鼓(つづみ)」をモチーフにしたデザイン。能楽は加賀藩前田家によって推奨され、江戸時代から現在にいたるまで、金沢の人々に親しまれ続けているそうだ。

駅の中に入ってみると、そこには
「もてなしドーム」というガラス張りの空間が広がり、雨にあたらなくて済む。

そのまま駅直結の
「金沢百番街あんと」へ。

そこのレストラン街にある
「季節料理 黒百合」というお店にお邪魔する。
「黒百合」は、創業50年以上の老舗
「金沢おでん」のお店。たのしみなのだ!

今どきは、老舗のおでんも一品ずつ
「タッチパネル」で注文する。ちょっとびっくりぽん。

石川名物の
「車麩(くるまふ)」をはじめ、気になるおでんをたっぷり注文。お酒は、石川県小松市の地酒
「加賀の月」と
「萬歳楽(ばんざいらく)」をセレクト。

頼んだのは
「赤巻」「車麩」「がんも」「ふき」「厚揚げ」「餅きんちゃく」。金沢おでんの出汁は、昆布・鰹節・煮干し・鯖節からとった透明なスープで、関西風に近いあっさり味。
「車麩」は、北陸ならではの大きめリング状のお麩。
「赤巻」は、ぐるぐる渦巻き模様が可愛いかまぼこ。北海道のおでんと比べると、味がやさしくて、一品一品丁寧に扱われる感じ。じんわりあったまったのだ。

■店舗の情報
季節料理 黒百合
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街「あんと」内
営業時間:11:00~22:00(Lo21時30分)
定休日:なし