実は
「羽咋市(はくいし)」は
「UFOのまち」として知られている。江戸時代には
「そうはちぼん」と呼ばれる円形の仏具のような飛行物体が、たくさん目撃されたという話が伝わっていて(
「そうはちぼん伝説」)、その後、UFOの存在と結び付けられたのだ。
そして、今日は羽咋市の中心部にある
「コスモアイル羽咋」にお邪魔する。

ここは、UFOや宇宙に関する展示が充実した公共施設なのだ。売店も充実している。びっくりぽん。

なつかしい!
「ムー」だ!たしか、一時期流行したオカルト雑誌。

そして、2階にある
「宇宙科学展示室」を見学する。

いきなり目に飛び込んできたのは、旧ソビエト連邦の
「ヴォストーク宇宙船」。
「ガガーリン」が宇宙に行って
「地球は青かった」と言い、帰還した本物の機体とのこと。機体、表面が焼け焦げているのだ。

こちらは
「マーキュリー宇宙船」。NASAが開発したアメリカ初の有人宇宙船。一人乗りサイズなのだ。
「ボイジャー惑星探査機」(アメリカ)。これはもちろんレプリカ。本物は現在、木星、土星、天王星、海王星を超えて、太陽系の外へ向かっている。思ったより大きいのだ。

アメリカの
「ルナ・マーズローバー」。月面や火星の走行を想定して開発したプロトタイプ車。NASAのジョンソン宇宙センターから羽咋市に恒久貸与されているらしい。

これは
「アポロ月面着陸船」(アメリカ)なのだ。これはアポロ17号のレプリカ。赤・金・銅のシートは直射日光から機内を守る効果があるそうだ。
「アポロ司令船」。スイッチがたくさん付いている。地球から月まで往復1週間、クルーはここで過ごす。

アメリカの
「バイキング」火星探査機。火星に生命が存在するのか調査するための探査機。

そのほか
「宇宙服」なども展示されている。

歴代の月刊
「ムー」がずらり。今でもワン・パブリッシング社から発売されている。

資料としては、全国の
「UFO」の目撃情報を収集。面白いのだ。

■施設の情報
宇宙科学博物館コスモアイル羽咋
住所:石川県羽咋市鶴多町免田25番地
開館時間:8:30~17:00(最終入場16:30)
休刊日:毎週火曜日