金沢駅でお土産と一緒に、自分たちの分もいろいろ買ってきた。まずは
「笹寿し」と
「おはぎ」を頂く!
「笹寿し」と
「おはぎ」は、金沢駅の
「金沢百番街あんと」にある
「芝寿し」というお店で購入した。

まずは
「笹寿し」。これは金沢名物のひとつで、
「鮭」と
「鯖」の2種類が入っている。ひとつひとつ笹の葉で丁寧に包まれたその姿は、開けるのがもったいない気もする。

北海道にはないタイプのお寿司で、笹の葉からほんのり移った香りがごはんに染みている。特に鯖のほうは、酢の加減が絶妙で、ご飯との相性も抜群。
「北陸地方のお寿司」を堪能するのだ。

次は、おはぎの
「マリちゃん」。同じく
「芝寿し」さんで買ってきた。おおっ、大きくておいしそう!

手に持つと、ずっしりとした重みがあり、ひとつでお腹いっぱいになりそうなのだ。

あんこは
「こしあん」、北海道の小豆を使っているらしい。粒感を丁寧につぶしたあんは、舌の上でなめらかにとろ、甘すぎず、品のある甘さで、丁寧に作られている感じ。おいしいのだ。

そしてもうひとつ
「柿の葉寿し」。今度は、笹ではなく
「柿の葉」で包まれている。

柿の葉はしっとりとしていて、ほんのりと艶がある。柿の葉から移った独特の香りがふわりとすて、深みのある味になっているのだ。酢飯もほんのり甘めで、魚のうまみを引き立てるよう仕上げられている。これは白身の
「鯛(たい)」。
「柿の葉寿し」は
「金澤玉寿司」で購入。加賀地方をはじめとした北陸で昔から親しまれてきた名産品で、保存性を高めるために柿の葉を使ったそうだ。

そしてこちらは、お湯をかけて頂く即席のお吸い物
「花麩椀(はなふわん)」。

中には金沢名物
「車麩(くるまぶ)」が入っていて、お湯を注いでから車麩を崩すと、中から色とりどりの具がふわっと現れる。花の形をした麩や、彩り豊かな小ネギがぎっしり。

できあがったお吸い物は、小ネギや香り高いゆずの皮がふわりと香って、見た目も味も想像以上に贅沢。まるで料亭の一品のようなのだ。

とっても綺麗なお吸い物なのだ。
「笹寿し」も
「おはぎ」も
「花麩椀」も、金沢での楽しい時間を思い出させてくれる大切な味になったのだ。

■店舗の情報
①芝寿司(しばずし) 金沢百番街店
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街あんと
営業時間:8:30~20:00
②玉寿司 柿の葉寿司本舗本店
住所:石川県金沢市千日町1-5