歌志内市を出発して車で10分くらい、お隣にある
「赤平市」にやって来た。赤平も歌志内と同じく、かつては炭鉱の街として栄えた場所。市内にある
「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」に立ち寄る。

出迎えてくれたのは、まさに黒いダイヤ
「石炭」。ごつごつした大きな塊が、光を反射してキラキラと輝いている。こんなに大きな石炭の塊を見るのは初めてなのだ。

こちらは
「ダイナマイト」。実物は初めて見る。

施設内には赤平の街全体を再現した、大きなジオラマ模型も展示されている。街の中心には川と住宅地、その両側には山が広がっている。

そしてその地下深くには、採炭用の坑道が複雑に掘られている。炭鉱の内部がどれほど広大で、どんな構造になっていたのかがよくわかる。

その他、当時実際に使われていたヘルメットや安全灯、手作業用の工具なども展示されている。

坑内作業の過酷さや危険性がよくわかるのだ。
「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」の裏側には、かつて
「東洋一」と言われた旧住友赤平炭鉱の
「立坑櫓」が見える。1日2回
「ガイド付き見学ツアー」があって、立坑櫓の内部に入り、当時のトロッコやレール、巻き上げ機などを見学できるらしいが、今日は時間が合わなかったので、次回の楽しみにするのだ。

■施設の情報
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
所在地:北海道赤平市字赤平485番地
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日・火曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日が休館)
入館料:無