メロンの季節、夕張に来たのだ!まずは町のシンボルのように
「立坑櫓」(たてこうやぐら)がそびえ立つ
「夕張市石炭博物館」を見学するのだ。

実は、たあ君のジジは
「東芝」に勤めていた。何で岩見沢にあんなに大きい事務所があったんだ?って聞いたことがあるのだ。
「炭鉱」相手で、その頃は人も多かったので家電も売れた・・・という話をして以来、
「北海道経済のピーク」は
「炭鉱の時代」では?と、炭鉱の歴史に興味を持ったのだ。

おみやげのタオル。なるほど、ひとえに炭鉱と言っても、明治から昭和までなので、進化の歴史はありそうだ。

夕張炭鉱は、急斜面の大きい炭鉱。ガス爆発事故とかテレビでずっと中継されていたのを見た記憶がある。

夕張市の人口のピークは11万6千人。お祭りとか賑わっていたのが想像できるのだ。

その後、
「なだれ閉山」。変動相場制になって1ドルが360円から急激に円高になったため、結局、海外産に置き換わってしまうのだ。

その後は、夕張市は観光事業に力を入れるが、うまくいかず破綻してしまう。
「マウントレースイ」は、いいスキー場だったし、
「夕張メロン」もあるのに残念なのだ。
「地下展示室」に降りてきたのだ。たくさんのマネキンが、とてもリアルに作られていて、坑道の様子がよくわかるのだ。

明治の頃は、まだ、ツルハシも持って手掘り、

そして、ランプの準備なのだ。

動力は、お馬さん。

それから、
「コールピック」(圧縮空気で作動するハンディー削岩機)導入されるのだ。
「削岩機」。機械化が進むのだ。爆発が無いよう空気動力で動く。このあたりのコンプレッサーの技術はすごい。

そして、安全対策も気を使うようになる。

とりわけ、この炭鉱は
「ガス突出」により事故が多かったようだ。

アニメとかでよく見る
「鉱山トロッコ」。本物なのだ。

エンジン動力ではなく、ウインチでワイヤーロープを引っ張るのだ。

輸送網も大がかり。巨大な炭鉱なのだ。

昭和の終わりことは、コンピュータ制御。

実際に炭層が見れる
「模擬坑道」は、数年前に火災があり、現在も公開停止なのだ。早く復旧することを願うのだ。

■施設の情報
夕張市石炭博物館
住所:夕張市高松7番地
2022年シーズンの開館期間
2022/04/23(土)~2022/11/06(日)
休館日:火曜日
開館時間
4~9月:10:00~17:00
10月~:10:00~16:00