函館から西に100キロ、
「松前町」に到着。
「松前公園」の中にある
「松前城」に来たのだ!

函館五稜郭とは異なり、海と山に挟まれた狭い区画に、お城と城下町が存在していたのだ。歴史的には、1849年(嘉永2年)、江戸時代、外国からの海防強化のため、松前藩主
「松前崇広」によって築城。箱館戦争のときは、土方歳三が率いる蝦夷島政府軍に攻め落とされたが、翌年、新政府軍が奪回することになるのだ。

そして、明治維新後は、城の大半が取り壊されたが、残された天守は後に国宝に指定されることになる。

天守は3重で小さめの城。中は資料館になっているのだ。
「松前城」と言っているが正確には
「松前藩福山城」なのだ。

資料や陶器類がたくさん展示されている。

お城を出て、裏庭にある
「松前神社」に来たのだ。

明治12年、旧松前城北の丸の境内地に建立。松前藩の祖である武田信広を祀った神社。

北海道でも、道南に来ると明治維新前後の歴史ある建築物が、数多く見られるのだ。

自然豊かな城址公園。城の敷地内には桜の木がたくさん植えられていて、桜の名所なのだ。ゴールデンウイークの頃は、花見の観光客で、たいへんにぎわうイメージ。今日は残念ながら悪天候だったのだ。

■施設の情報
松前城
住所:松前郡松前町松城144
公開時間:4月10日~12月10日 9:00~17:00
休業:12月11日~4月9日