またドライブがてら小樽に遊びに来たのだ。今日は
「旧日本銀行小樽支店・金融資料館」を見学するのだ。東京駅の設計者・辰野金吾らが設計したレンガ造りの建物なのだ。

中に入ると、まず広いロビーにカウンターが並んでいる。木造で材質は違うけど、銀行の作りは今もあまり変わっていない感じなのだ。

明治時代、小樽は幌内鉄道から海運で本州へ運ぶ、物流の中継拠点として繁栄した。現在の小樽駅から小樽運河までの通りには25行もの銀行が立ち並び
「北のウオール街」と呼ばれていた。そこには
「日本銀行」の小樽支店もあった。その後、海運の衰退と共に銀行も撤退し、今は博物館
「金融資料館」として保存されているのだ。
「日本銀行」は、お札の発行機関でもある。明治以降の懐かしいお札も飾られているのだ。
1万円と5千円札は
「聖徳大使」だったのだ。伊藤博文や、青いお札の岩倉具視も見覚えがある。

最近よく聞く
「インフレ」や
「デフレ」の説明もある。なるほどなのだ。これから極端なインフレの進行により景気後退期に入る?
「お札の山・1千億円」!残念ながら、あまりにも多すぎてくて、感覚的にピンとこないのだ。

さいごに
「おみやげコーナー」を見るのだ。なぜかお札のバスタオルに目が行ってしまうのだ。

そして、つい買ってしまったのだ。次の1万円札は
「渋沢栄一」なのだ。

■施設の情報
日本銀行旧小樽支店金融資料館
住所:北海道小樽市色内 1-11-16
開館時間:
・夏季4月~11月 9:30~17:00 (最終入館16:30)
・冬季12月~3月 10:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日:
・水曜日(水曜が祝休日の場合は開館)
・年末年始(12月29日~1月5日)