札幌から車で1時間くらい、岩見沢と苫小牧を繋ぐ国道号234線沿い、道の駅
「あびらD51ステーション」に来た。

平成18年に早来町と追分町が合併して
「安平(あびら)町」になった。町内には室蘭本線
「JR追分駅」がある。

追分町は、明治から昭和にかけて、三笠や美唄、万字にある炭鉱から苫小牧や室蘭へ石炭を運ぶ
「室蘭本線」と、夕張から運ぶ夕張線(後の石勝線・夕張支線)の接続点、

追分機関庫が置かれ、まさに石炭輸送の拠点、鉄道の街として栄えた。

そして、道の駅の中には
「SL(蒸気機関車)」が展示されている。

よく
「デゴイチ」という言葉を聞くが、蒸気機関車の
「D51型」のこと。日本の機関車で、ひとつの型の製造車両数が最も多く、日本を代表する車両の型。そして、この車両は、製造番号、いわゆる通し番号320番目で
「D51 320」。本物なのだ。

近くで見ると、鋼鉄の重量感がすごくて、

かっこいいのだ。

運転席も完全に残っている。

これば
「ディーゼル」機関車。きれいに保存されている。

道の駅のお外には、かつて石勝線を走った、釧路行の特急
「おおぞら」(キハ-183-214)が展示されている。なつかしい感じの色なのだ。

貨物列車と客車もあるのだ。マニアにはたまらない光景なのだ。

■施設の情報
道の駅あびら D51ステーション
住所:勇払郡安平町追分柏が丘49-1
営業時間:
4月〜10月:9:00 〜 18:00
11月〜3月:9:00 〜 17:00