今回の旅の2泊目は、羅臼市街地から少し国道334号線に入って知床峠の方へ上った所にある
「陶灯りの宿 らうす第一ホテル」に宿泊する。

以前、知床に旅行に来たときは、オホーツク海に面したウトロ側に泊まり、そちらは観光地で、大きい温泉ホテルだった。今回泊まる羅臼側は、和風で落ち着いた感じのホテル。もちろん温泉もあるのだ。

お庭には足湯も完備。でもお外は寒いので、誰も入っていない。

お部屋は和室なのだ!ふかふかのお布団。うれしいのだ。

夕飯は自分のお部屋ではなく、食堂にある個室で頂く。そして、バイキングではなくコース料理。おいしそうなのだ。家族みんなで頂くのた。

新鮮な
「ズワイガニ」!昨日、根室で頂いた
「花咲ガニ」と食べ比べ。

花咲ガニのようなプリプリ食感ではなく、身がほぐれて甘い感じがして、とてもおいしいのだ。今まで、カニは苦手な方だったが、この2日間ですっかり
「カニ好き」になってしまったのだ。
「ホタテ、サーモン、南蛮海老のお刺身」。つやつや輝いて、おいしそうなのだ。

火をつけた鍋は
「羅臼産ホッケのちゃんちゃん焼き」。
「ちゃんちゃん焼き」とは、野菜と一緒に焼いて味噌で味付けした北海道の郷土料理。
「鮭のちゃんちゃん焼き」が一般的だが、羅臼では
「ホッケ」だ。
「羅臼産エゾ鹿のシチュー」。羅臼産って知床半島で狩りをしたということだろうか?脂身がなくてパサパサしていて、ちょっと独特の食感。
「イクラ丼」と
「羅臼産ホタテ稚貝の味噌汁」で〆る。まさに漁師町のコースなのだ。

夕飯の後は、お土産屋さんを覗いてみる。
「羅臼」の海産物がたくさん売られているのだ。

朝ごはんも、昨晩の夕飯と同じく、食堂の個室で頂く。
「羅臼産鮭の塩焼き」「羅臼昆布の佃煮」を中心に地物の食材で作られた朝食。おいしそうなのだ。

火をつけた鍋はなんだ?
「揚げだし豆腐」なのだ。あったかくておいしいのだ。
「陶灯りの宿」。ホテルのあちこちに
「フクロウの陶灯り」が飾られている。自然が厳しくて、お外は寒いけど、心温まる感じがするのだ。

■施設の情報
陶灯りの宿 らうす第一ホテル
住所:目梨郡羅臼町湯ノ沢町1番地