鹿追町瓜幕から国道274号線を少し南下すると、次は
「道の駅しかおい」に到着。

ハンドメイドの小物がたくさん売られている道の駅。見ていて楽しいのだ。

さて、道の駅の近くに
「神田日勝(かんだにっしょう)記念美術館」がある。
「神田日勝」は、戦後の昭和の油絵画家で、ここ鹿追町に住んでいた。彼の作品は主に農村の生活をテーマにしており、特にベニヤ板にペインティングナイフで描かれた馬の絵は、力強さと疲弊が交錯する中で、北の大地における農業の過酷さを見事に表現している。

そして32歳で病没するが、その時に描いていた
「馬」の絵は
「絶筆未完」だが、それがまさに完成作品のごとぐ現代に残っている。

また、NHKの
「連続テレビ小説・なつぞら」に登場する
「山田天陽(てんよう)」君のモデルとなっている。なつは音更町、天陽君は鹿追町、意外と遠かったのだ。

美術館ということもあり、ここから先の展示室は撮影禁止となっている。特に彼が描く農耕馬の毛並みの表現は圧巻で、感動したのだ。

■施設の情報
神田日勝記念美術館
住所:河東郡鹿追町東町3丁目2
開館時間:10:00~17:00(最終入場16:30)