札幌から車で2時間くらい走って、羊蹄山のふもとにある
「真狩村(まっかりむら)」にやって来た。市街地の中心部からは、目の前にそびえたつ雄大な
「羊蹄山」を仰ぎ見ることができる。お天気が良くて気持ちいいのだ。
「真狩村」と言えば、演歌歌手の
「細川たかし」の出身地として有名だ。まずは
「真狩村交流プラザ」にある
「細川たかしギャラリー」に立ち寄る。
「真狩村交流プラザ」の1階にある広いエントランスは、まさに
「細川たかし」一色。びっくりぽん。

その中心には
「細川たかし」の銅像が立つ。今でもテレビに出ていて印象的な存在だが、これは若い頃の姿の銅像だ。

そして、若い頃の写真。当時はテレビ・レコード・CDが娯楽の中心であり、年末の
「レコード大賞」は、とても注目される賞だった。また
「演歌」の人気も高く、
「細川たかし」は、その
「レコード大賞」を何度も受賞したり、
「NHK紅白歌合戦」でトリを務めたりした、すごい人なのだ。決して、おもしろいバラエティーの人ではない。

レコードやCDが展示されている。
「北酒場」「浪花節だよ人生は」「矢切の渡し」など、記憶に残るヒット曲が数多く並ぶ。

すごい数の
「トロフィー」。
「日本有線大賞」や、年末の
「NHK紅白歌合戦」のトロフィーだ。

そして、きらびやかな
「ステージ衣装」もたくさん展示されている。

華やかな衣装を見ると、ステージでの迫力が伝わってくるようだ。
「日本有線大賞」のメダル。昔は
「日本有線大賞」「日本レコード大賞」「NHK紅白歌合戦」の3セットが年末の一大イベントだった。スナックなので流れる
「有線放送」は、聴取者から電話でリクエストを受けて曲をかけるが、
「日本有線大賞」とはそのリクエストが、その年、最も多かった曲に送られた賞だ。
「細川たかしギャラリー」。たくさん展示されていて、見ごたえがあるのだ。

故郷を大切に思う
「細川たかし」は、まさに真狩村の英雄なのだ。

■施設の情報
細川たかしギャラリー
住所:真狩村字真狩35 真狩村交流プラザ内
開館時間:9:00~18:00
休館日:日曜日